位牌をお寺に預ける費用と永代供養

位牌の永代供養とお預かりについて

奈良県の速成寺では檀信徒問わず位牌の預かり・永代供養を随時受け付けております。お預かりした位牌は本堂位牌壇に永代安置し供養を寺院が継承致します。近年様々な事情でお仏壇を守っていくのが困難になり、やむを得ずお仏壇を処分【仏壇じまい・位牌じまい】するケースが増えてまいりました。少子高齢化、核家族化の影響もあり先祖代々守ってきたお仏壇を処分するのは大変残念な事ですが、せめてお位牌だけでも無縁にならないようにとお考えのお方様は当寺院まで一度ご相談下さい。お預かりした位牌は位牌堂にて安心の永代供養を致します。仏壇じまいについて、仏壇の魂抜き仏壇の処分等のご相談も随時受け付けております。

仏壇の処分でお困りであれば当寺院からお仏壇店を紹介致します。

位牌をお寺に預ける諸費用

・位牌一基 5万円~ 

お預かりした位牌は位牌壇にて永代安置

・永代供養 30万円~

永代過去帳・本堂木札に霊位を銘記し永代供養


位牌の供養についてよくあるご質問

Q:いつでも受付出来ますか?

A:事前予約制にて受け付けております。

電話受付 午前9時~午後4時まで

Q:位牌を預けるのに宗派は問いますか?

A:宗派を問わずお位牌をお預かり致します。

Q:当日持参するものはありますか?

A:本堂にて回向致しますので、お供え位牌・諸費用をご持参下さい。

Q:位牌を預けた後いつでもお参り出来ますか?

A:午前9時~午後4時までの時間お参り出来ます。

Q:位牌を預けた後はどのように供養されますか?

A:本堂にて毎日のご供養、一月の永代経法要、十月の納位牌法要にて永代に供養致します。

Q:夫婦位牌・繰り出し位牌も預かってもらえますか?

A:可能です。

Q:仏壇の処分をお願いできますか?

A:お仏壇は魂抜きをしてからの処分になります。仏壇の処分でお困りならお仏壇店をご紹介致します。

その他ご不明な点がございましたら遠慮なくご質問下さい。


納骨を希望なら選べる4タイプの永代供養墓をご案内しております。

速成寺ではクリスタルガラスのお墓・納骨堂・合葬墓・樹木葬など皆様のニーズにあった無期限管理の永代供養墓を選択出来ます。

永代供養墓について詳しくはこちらをクリック下さい。


お寺に位牌を預ける費用・永代供養等のご相談について

位牌のお預け、仏壇処分、費用等のご相談についてまずはお電話にてお問い合わせ下さい。日時都合を調整のうえ当寺院にお越し頂きご案内致します。

郡山藩主本多政勝侯菩提所

寿量山速成寺所在地

奈良県大和郡山市南郡山町397番地

(アピタ大和郡山店より北へ車で約1分)

受付電話 0743-55-2111

受付時間 午前9時~午後4時【要予約

道路沿いの看板が目印です

お車でお越しの方は看板横の道を奥にお進み下さい。少し狭い道になりますのでお気をつけてお入り下さい。

位牌じまい・仏壇じまいを検討中のお方様に

奈良県の速成寺では檀信徒問わず、位牌の預かり永代供養をご案内しております。お預かりした位牌はお寺の本堂位牌壇に安置し永代にて供養致します。また仏壇じまいについて、仏壇の魂抜き仏壇の処分等のご相談も随時受け付けております。

秋のお彼岸についてよくあるご質問

2024年【令和6年度】秋のお彼岸

暑さ寒さも彼岸まで、ようやく暑い夏が終わり、秋の気配が感じられる時期(秋分の日前後3日間の一週間)に秋彼岸を迎えます。秋分の日の頃に太陽が真東から昇り真西に沈み、昼と夜の長さが同じ位になる為、仏教の説く中道の教えにかなう日とされています。中道とは、かたよらない心、とらわれない心を持ち、それによりものごとの本質を見極める心をもつ仏教の教えです。

春分の日は「生物をたたえ自然をいつくしむ日」

秋分の日は「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」と法律で定められています。


お彼岸についての疑問やよくあるご質問をQ&A形式で紹介致します。

お彼岸とは、お彼岸いつ、お彼岸お供え、お彼岸墓参り、お彼岸おはぎなど皆様の素朴なお彼岸についての疑問を質問形式でご紹介。

:お彼岸とは?

A:岸(ひがん)とは、彼の岸すなわち向こう側の岸のことで、悟りの世界のことです。彼岸に対するこちら側の岸を此岸(しがん)と呼びます。お彼岸に修行を積み、煩悩を捨てて迷いの世界(此岸)から悟りの世界(彼岸)へ渡るという意味です。彼岸の原語はサンスクリット語のパーラミッターの漢訳です。パーラミッターとは、到彼岸のこと、悟りの世界へ渡ることを意味しております。

Q:お彼岸とはいつですか?

A:秋の彼岸は、秋分の日の前後3日間の彼岸入りから彼岸明けまでの1週間です。

2024年(令和6年)

秋のお彼岸日程

9月19日(木) 彼岸入り

9月22日(日) 彼岸中日

9月25日(水) 彼岸明け

彼岸の中日から前後3日間の一週間が仏教週間のお彼岸です。

Q:お彼岸のお供え・準備するものは?

A:お彼岸では、お仏壇やお墓をきれいに掃除し、仏前にお供えするおはぎ(ぼた餅)を作ります。彼岸におはぎや団子を作るのは、この日が正月やお盆と同じように、一年の中で大切な日であると考えられます。昔はおはぎや団子などは非常に貴重な食べ物で、ご先祖に御馳走をお供えするのは、彼岸の仏道修行の「布施」にあたります。「おはぎ」と「ぼた餅」の名前の由来は諸説ありますが、春の彼岸は「ぼた餅」、秋の彼岸は「おはぎ」と呼び、これは牡丹は春の花で「ぼたん餅」、萩は秋の花で「萩の餅」からきています。

ちなみに夏と冬の呼び名は夏は「夜船」、冬は「北窓」と呼ぶようです。理由は、ご飯をつぶして作る際にお餅と違ってペッタンペッタンと音がしないのでいつ作っているのかわからないことから搗(つ)き知らずとなります。そこで夏は「搗き知らず」から着き知らずとなり、夜の舟はいつ岸に着いたのかわからないことから「夜船」と呼び、冬は「搗き知らず」から月知らずとなり、月が見えない寒い北の部屋の窓から「北窓」となったそうです。

Q:お彼岸での教えは?

A:お彼岸では仏教の説く、次の六つの教えを行えば、彼岸に渡る(悟りを得る)ことが出来ます。

六波羅蜜(ろくはらみつ)

布施(ふせ)

むさぼりのこころをおさえ、見返りを求めず施すこと。

持戒(じかい)

定められたことを守り、つつしんで生きること。

忍辱(にんにく)

耐え忍び、怒りをおさえ我慢すること。

精進(しょうじん)

何事にも一生懸命頑張ること。

禅定(ぜんじょう)

心を静かに保ち、精神を集中すること。

智慧(ちえ)

上の五つを正しい考えで実行・判断すること。

お彼岸の一時、悟りの世界に渡れるよう一つでも多く実践修行し、自分を見つめ直し感謝の心を深め、笑顔で日々をおくるきっかけにしたいものです。

Q:お彼岸でのお墓参りの心得は?

A:お彼岸にはできるだけ家族そろってお墓参りをしましょう。お墓参りに持参するものは、お線香、ロウソク、仏花、お菓子などと、掃除用のほうき、たわし、タオルなどを持参し、墓地では、墓石やその周辺を掃除し、お供えものは半紙などに敷いてからお供えします。掃除とお供えが済めば全員で合掌礼拝します。※お墓参りが終われば必ずお供え物は持ち帰りましょう。

また菩提寺の御住職に塔婆(とうば)をお願いし塔婆をお墓に建てて供養すれば最高の功徳が得られます。寺院内墓地の場合は必ず本堂にお参りしましょう。

霊園内に無縁の合同墓地があれば、お線香の一本でもお供えし仏道修行に励みたいものです。

お墓やお仏壇の無い方は、この機会に御縁のある親類などのお墓まいりや、菩提寺や近くの寺院にお参りしましょう。

永代供養とはわかりやすく解説

永代供養についてよくあるご質問|Q&A

奈良県の速成寺では、永代供養についての御相談、問い合わせが増えてまいりました。様々な社会問題により供養のあり方も変化するなか、永代供養とは?わかりやすく解説し意味や期限・種類などをQ&A形式でご紹介致します。


Q:永代供養とは?

永代供養とは、永久に代々、永年(長い年月)に渡り代々、様々な理由で供養が出来ない当家に変わり寺院が供養すること。

永代供養というキーワードが、テレビ、インターネット、新聞等でよく使われておりますが、永代供養といっても実際には寺院によって様々です。永代供養は、少子高齢化・核家族化により代々受け継ぐことが困難な現代において、将来安心の供養のありかたといえます。

永代供養には、永代供養の期限種類方法費用など寺院によって違います。

・永代供養の期限

期限については33回忌までが多いようですが、短い期間では13回忌まで。長い期間では50回忌まで。

・永代供養の種類

永代供養墓(納骨にて供養)、永代読経(読経にて供養)、永代納位牌(位牌にて供養)等。

・永代供養の方法

日々の供養、彼岸やお盆の供養、年忌供養、命日供養、納骨供養など。

・永代供養の費用

永代供養の期限、種類、方法によって、費用負担も違います。


Q:永代供養墓とは?

A:通常のお墓とは違い、永代にて管理・供養されるお墓。

通常のお墓は年間管理費を支払い、一年ごとに更新されますが、永代供養墓は管理費をまとめて支払うことにより、永代にて供養・管理されるお墓です。

永代供養墓には13回忌・33回忌・50回忌までの期限付きで、期限が過ぎると別の場所に合葬・合祀される永代供養墓が多いようです。

永代供養墓の種類

納骨堂・・納骨堂に御遺骨を納骨するタイプ

合葬墓・・御遺骨を合同に納骨するタイプ

樹木葬・・樹木を墓標に納骨するタイプ

その他寺院・霊園によって様々なタイプの永代供養墓があります。


Q:永代供養と永代供養墓の違いは?

A:最近では永代供養と永代供養墓は同じように認識されておりますが、実際には少し異なります。

・永代供養墓は、永代で管理・供養するお墓のこと。

・永代供養は、寺院が永代にて供養すること。


Q:永代供養墓の注意点は?

A:永代供養といっても、一般の霊園や行政の霊園では、永代管理は可能でも供養は出来ません。永代供養と永代管理が区別されず、実際永代供養墓ではないケースも多く見受けられます。お墓=永代供養とは限りませんので注意が必要です。

永代管理

永代にて寺院・霊園が管理すること。管理であって、供養ではありません。

永代使用

一般的には墓地の使用権のことで、永代供養ではありません。

※永代管理・永代使用は永代という文言が入っておりますが永代供養とは違います。


Q:永代供養・永代供養墓を選ぶ時のポイントは?

A:永代供養についての確認事項

・実際にかかる費用負担はどれくらいか

・永代供養に期限はあるのか

・どのように供養されるか

・将来の住職の跡継ぎの有無

・檀家になる必要はあるのか

・寄附等は必要か

永代供養は供養する寺院によって様々です。具体的な供養については寺院に確認しましょう。


Q:速成寺の永代供養とは?

A:速成寺の永代供養には3種類あります。

・永代経

年初めの初講法要にて毎年供養致します。

・永代読経料

春・秋のお彼岸、お盆法要での塔婆供養、50回忌までの年忌法要。毎月1日に月命日供養を50回忌まで個別に供養致します。

・永代供養料

院号戒名授与、枕経・通夜・葬儀、四十九日までの各七日参り、満中陰。その後に御遺骨を納骨堂もしくは樹木葬墓に納骨・埋葬。百ヶ日、初盆、一周忌以降50回忌までの法要。春・秋のお彼岸、お盆法要での塔婆供養。等各種すべての法要。納骨堂の納骨壇の永代使用権、もしくは樹木葬墓一区画の永代使用権。(永代管理費込)毎月1日に月命日供養を50回忌まで個別に供養致します。

※各種永代供養を申し込まれた方は、過去帳・本堂内の木札に霊位を銘記し供養致します。 


Q:速成寺の永代供養墓とは?

A:速成寺の永代供養墓は4種類あり、無期限管理の永代供養墓です。

合葬墓・納骨堂・樹木葬・ガラス墓の4種類の永代供養墓から、ニーズにあったタイプをお選びいただけます。


※ 樹木葬についてのQ&Aはこちらをクリック下さい。

※ 納骨堂についてのQ&Aはこちらをクリック下さい。


奈良県の速成寺では永代供養・永代供養墓についてご不明な点・見学について随時受付中です。御見学は必ず予約してからお越し下さい。

寿量山速成寺所在地

郡山藩主本多政勝侯菩提所

奈良県大和郡山市南郡山町397番地

電話予約 0743-55-2111

見学時間 午前9時~午後4時まで

道路沿いの看板が目印です


奈良で人気の永代供養・永代供養墓をお探しの皆様へ

奈良県大和郡山市の速成寺では、安心の無期限管理永代供養墓を分譲中です。奈良市内・大阪市内・京都府南部からでも車で約30分、近鉄郡山駅からは徒歩圏内で駅近の立地にあり、奈良県の大和郡山市、奈良市、生駒市、平群町、斑鳩町、三郷町、安堵町、王寺町、河合町、上牧町、田原本町、天理市、香芝市、大和高田市、橿原市、京都府の木津川市、精華町の近隣の方はもとより、奈良県外からも多数の問い合わせ御縁がございます。また速成寺の永代供養墓は、浄土宗、浄土真宗、真言宗、天台宗、禅宗、曹洞宗、臨済宗、融通念仏宗、日蓮宗、南都六宗、神道、キリスト教、無宗教等、宗教・宗派問わず分譲中です。人気の永代供養墓がある、城下町の古刹奈良県速成寺に一度ご見学下さい。永代供養についてはそれぞれの事情に応じて御提案致します。

墓じまいについてよくある質問

お墓の改葬・墓じまいについてよくあるご質問

少子高齢化・核家族化等の諸問題により、お墓を守り、継承していくのが困難な時代になり、お墓の改葬・墓じまい後の受け入れのご相談が近年増えてまいりました。そこで今回はよくあるお墓の改葬・墓じまいについてのご質問をQ&A形式で紹介致します。

Q:お墓の改葬とは?

:お墓の改葬とは、「墓地、埋葬等に関する法律」では、「改葬」とは、埋葬した死体を他の墳墓に移し、又は埋蔵し、若しくは収蔵した焼骨を、他の墳墓又は納骨堂に移すことをいう。と記されております。つまり、お墓の改葬とは、字のごとくお墓を改めて葬る。すなわち既存の田舎や遠方のお墓を撤去・処分(墓じまい)し、新たに準備したお墓や納骨堂などに御遺骨を埋葬・納骨することで一般的にはお墓の引っ越し・移転・移動の事を指します。

Q:墓じまいとは?

A:お墓を守っていけない・お墓の継承が出来ない等の理由でお墓を撤去・処分する事。

Q:お墓の改葬の手続きを教えてください?

A:既存のお墓の霊園・寺院に改葬の理由を伝えます。

改葬後の新たな墓地(納骨堂)の確保が必要です。既存のお墓の魂抜き法要を行い、お墓の撤去を石材店に依頼致します。

お墓の改葬には、改葬許可書が必要です。改葬許可書を発行する市区町村によって、必要な書類が違う場合がありますので、既存の墓地の管轄する市区町村役場に、電話やホームページで確認しましょう。

Q:お墓の改葬で注意することは?

A:お墓の改葬は「墓地、埋葬等に関する法律」により、改葬を行おうとする者は、厚生労働省令で定めるところにより、市町村長の許可を受けなければならない。と記されており、個人で勝手にできるものではありません。

改葬の手続きでは改葬許可書が必要となります。既存の墓地が寺院の境内地にある場合、寺院の御住職に改葬する理由を伝え、改葬許可書に署名・捺印してもらう必要があります。また、改葬には費用や時間もかかるのでしっかりと準備したうえで行い、費用については、改葬先のお墓や納骨堂などの費用・お墓の撤去費用・魂抜き法要・交通費等の費用負担がかかりますので、きっちり予算を決め準備しましょう。

Q:改葬後の遺骨は何霊位まで納骨可能ですか?

A:永代供養墓のタイプによって違います。

・納骨堂  最大9霊位(小骨箱)

・樹木葬  最大3霊位まで(要相談)

・クリスタル墓 最大8~10霊位

・合葬墓  何霊位でも納骨可能

速成寺の永代供養墓について詳しくはこちらをクリック下さい。

Q:既存のお墓を撤去するのに石材店を紹介してくれませんか?

A:既存の霊園の指定石材店が無いようでしたら石材店を紹介することは可能です。


速成寺では、お墓の改葬お墓じまいについてのご相談を随時受け付けております。ご相談・見学は予約制です。下記までご連絡下さい。

寿量山速成寺所在地

奈良県大和郡山市南郡山町397番地
(アピタ大和郡山店より北へ車で約1分)

Googleマップはこちらをクリック下さい。

電話受付 0743-55-2111 

見学時間 午前9時~午後4時

道路沿いの看板が目印


・お車でお越しの方

第二阪奈道 中町ICから南へ約10分
西名阪自動車道 大和まほろばスマートICから北へ約13分

・電車、徒歩でお越しの方

近鉄橿原線 近鉄郡山駅 西へ徒歩約13分
JR関西本線 郡山駅 西へ徒歩約23分

・バスでお越しの方 奈良交通

近鉄郡山駅から1番のりば 小泉東口行か矢田寺前行 矢田筋下車 徒歩約4分
法隆寺前から 2番のりば 春日大社本殿・近鉄郡山駅行 南郡山下車 徒歩約4分

お盆についてよくあるご質問

 お盆についてよくある質問をQ&Aでご紹介

お盆の行事は地域の風習によって様々ですが、お盆について一般的な疑問をQ&A形式でご案内致します。お盆は、年に一度ご先祖がこの世にお帰りになる大切な行事です。我々には必ずご先祖がいます、ご先祖といっても、十代さかのぼると千人以上、二十代さかのぼると百万人以上、三十代さかのぼると10億人以上のご先祖の御縁が繋がって今の自分が存在しております。お盆の行事を通じて、ご先祖との縁に感謝し、今の自分を見つめ直す機会にしたいものです。


Q:お盆とは?

A:お盆の語源は、インドの言葉で「ウランバーナ」からきており、漢字に直すと「盂蘭盆」略してお盆となります。ウランバーナとは「倒懸」(とうけん)という意味です。つまり逆さに吊り下げられた苦しみのことで、そのような餓鬼道(六道の世界のひとつ)で苦しんでいるかもしれないご先祖を救いたいという願いからはじまったのがお盆の供養です。


Q:お盆の始まりは?

:「仏説盂蘭盆経」という経典に由来します。お釈迦様の弟子の目連尊者の母が餓鬼道で苦しんでおりました。目連さまは、お釈迦様に教えを頂き、「7月15日に僧侶の修行が終わる日(夏安居)に、大勢の僧侶に食べ物をはじめ、たくさんのお供えで供養しなさい。そうすれば母は救われるだろう」。お釈迦様の教えに従うと母は餓鬼道から救われた。と言うお話がお盆の始まりです。


Q:施餓鬼供養とは?

A:施餓鬼供養とは、六道世界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天)の中の餓鬼の世界に落ちた常に飢えに苦しんでいる者に、食べ物や飲み物などを施す供養のことです。餓鬼の世界とは、生前おのれの欲求のみに生きた者が陥る世界と言われていますが、私たちのご先祖もまた知らず知らず欲深い行いをし餓鬼道で苦しんでいるかもしれません。お盆の時期に今生きている私たちが、先祖供養とともに施餓鬼供養も行い、徳を積み苦しむ人々を救うことで自分にも救いがあるとされています。


Q:お盆のまつりかたは?

A:お盆のまつりかたは地域の風習、家庭の事情により様々ですが、一般的なまつりかたを紹介致します。お盆は年に一度、ご先祖がこの世にお帰りになる日です。御先祖がこの世でゆっくりお休みになれるようにお迎えするのが精霊棚です。精霊棚とはお盆の間ご先祖がお休みになる段飾りの棚です。段飾りの上にムシロ(敷物)をひき、お位牌や塔婆を建て、故人の好物・季節の野菜・果物などをお供えし、きゅうり・なすびで馬・牛にみたてお供えします。御先祖が馬にのって早くこの世にお戻りに、帰りは牛に乗ってゆっくりお帰り下さいとのおもいでお供えします。


Q:お盆での過ごし方は?

A:お盆は関東地方では7月盆、関西地方では8月盆(月遅れ盆)が多いようですが、7月盆・8月盆どちらもお盆の時期で地域により違います。

お盆の日程

7月・8月の12日・・精霊棚・仏壇飾り

7月・8月の13日・・迎え火

7月・8月の15日か16日・・送り火

8月23日~24日・・地蔵盆

お盆にはご先祖がお帰りになる道しるべとして、玄関先や家の門口でおがら(麻の茎)を炊き迎えます(迎え火)。お盆の期間は、精霊棚や仏壇にお盆飾りを準備し、菩提寺の御住職に読経を唱えてもらいます。お盆が明けると玄関先や家の門口でおがらを炊きお送りします(送り火)。

お盆は、ご先祖に感謝の気持ちをお供えし、ご先祖とのつながりを感じることができる大切な行事です。


Q:初盆(はつぼん)・新盆(にいぼん)とは?

A:初盆・新盆とは、ご先祖が初めてこの世に戻られる大切な行事です。仏教では六道輪廻という教えがあり、死を迎え49日後(満中陰)につぎの世界(来世)が定まります。初盆は来世から初めてこの世にご先祖がお戻りになるので、盛大にお祀りし、家族一同でお迎えします。お盆までに49日をむかえない新仏さまの場合は、行先が決定していない為、来年初盆を迎えます。


寿量山速成寺所在地

郡山藩主本多政勝侯菩提所

奈良県大和郡山市南郡山町397番地

(アピタ大和郡山店より北へ車で約1分)

電話 0743-55-2111

受付時間 午前9時~午後4時

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お車でお越しの方

第二阪奈道 中町ICから南へ約10分
西名阪自動車道 大和まほろばスマートICから北へ約13分

電車、徒歩でお越しの方

近鉄橿原線 近鉄郡山駅 西へ徒歩約13分
JR関西本線 郡山駅 西へ徒歩約23分

バスでお越しの方 奈良交通

近鉄郡山駅から1番のりば 小泉東口行か矢田寺前行 矢田筋下車 徒歩約4分
法隆寺前から 2番のりば 春日大社本殿・近鉄郡山駅行 南郡山下車 徒歩約4分